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  • 正常性バイアスには要注意!
「正常性バイアス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

心理学用語で、予期していない状況になったにも関わらず、「自分は大丈夫」だと認識してしまうことを言います。
これ自体は、日常生活のストレスを回避するための自然な脳の働きなのだそうです。

自己防衛としての働きを持つ「正常性バイアス」ですが、災害時には危険を招く場合があります。

男なら・・・!?

以前あるTV番組で、おもしろい実験を見たことがあります。
大地震を体験できる実験室に、若い女性と年配の男性に入ってもらいます。
ふたりは少し離れたい位置に立った状態で、地震(実験)が始まります。

最初は小さな揺れですが、だんだんと立っていられないほど揺れが大きくなります。
すると、若い女性はすぐに近くの家具につかまって身体を支えようとしました。
ところが、年配の男性はその場で踏ん張って耐えています。かなりの揺れでもなんとか自立しようと頑張っていました。

この場合、若い女性の前でみっともない姿を見せたくない、かっこいいところを見せたいという男性心理が働いた結果、踏ん張れないほどの揺れにも関わらず何かにつかまることをしなかったそうです。

その気持ち、とても良くわかります。
私(男性)がやっても、まったく同じ結果になったと思います。
問題は、本当の地震がきたときにも同じような行動をとる可能性があるということです。

その一瞬が生死を分ける?

もし、南海トラフ地震や都市直下型地震が発生したら、かっこつけてる場合ではありません。
また、「自分は大丈夫だろう」「そのうち収まるだろう」と安易に考えてはいけません。

まず第一に安全を確保し、避難行動をとる必要があります。

揺れを感じた瞬間に頭を守れるか、机の下に逃げ込めるか、危険な場所から離れられるか?
結果的に大したことのない地震だったなら、「大げさな人ですね」と笑われるかもしれません。

しかし、本当に大地震が襲ってきたなら、その一瞬が生死を分けることもあるでしょう。

日頃の訓練が命を救う

いざというとき、すぐに行動に移れるか?
自分では大丈夫だと思っていても、正常性バイアスがかかってしまい行動が遅れるかもしれません。

心理状態に左右されず必要な行動をとるためには、避難訓練が有効です。
いわゆる「体で覚える」ということです。

しかし、小学校時代は誰もが経験する避難訓練ですが、大人になってからはやっていないという人も多いのではないでしょうか。
所属組織での避難訓練はやっていないという方は、ソロキャンプならぬ「ソロ避難訓練」をやってみてください。

避難経路の確認・消火器の位置、操作手順・避難梯子の位置など、日頃から確認しておきましょう。
また、災害が起こった場合にどのように避難するのか、イメージトレーニングしておくことも有効です。